相模原の西部にある農村部は、大沢地区の南部および田名地区の西部を中心に、約320ヘクタールが農用地区域に指定されている畑作地帯で、主に露地野菜の栽培が行われています。近年、農産業の衰退による生産の減少等により、宅地の開発やマンション建設、リニア参入による都市化の開発が着実に行なわれています。この地域は、年々衰退していく一方、都市推進化計画により、安定兼業にも恵まれるようになりました。農業の担い手は高齢化が進み、経営規模や経営力の脆弱化が懸念され跡継ぎがいない等の問題から衰退。せっかくの大都市近郊で経済および地理的条件に恵まれた地、ポテンシャルの高い相模原の未来を担うリニア都市に向けて特性を活かす為に、交流活動や新規参入の若手を育成する場を、いまこそ、作り上げていきたいと、この相模原市が都市推進化計画を行っています。
相模原新都市リニア推進協議会(通称 リニア推進)では、「人・自然・産業が共生する 活力あるさがみはら」の実現を目指します。みどり豊かな都市空間の創造に向けた取り組みおよびリニアなどの暮らしに身近な交通の振興、自然や多彩な伝統・文化などの地域資源を活かした魅力ある観光を考え、都市と触れ合う場や交流企画の創出・観光の推進をはかっています。
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